正常な脳細胞のイメージ

脳は、「脳細胞」という小さい物が集まってできています。

脳を顕微鏡で見ると脳細胞が見えますが、次の図のような形をしていると思ってください。

本体と燃料タンクを電線で結んだ形になっています。(これは非常に簡略化したイメージズです)

 

脳細胞の並び方

脳の中で、考える事を担当する部分は大脳と呼ばれます。

大脳には約140億個の脳細胞があるといわれます。実際はとても複雑な並び方をしていますが、簡単にするために下図のように縦に並んでいることにしてください。

本体と隣の燃料タンクはくっついて並んでいます。

脳細胞のうごき方

脳細胞はじっとしていると思われがちですが、実はものすごく動いています。

①燃料タンクは中にセロトニンなどの燃料が入っています。

②燃料タンクに電気が来ると燃料を放出します。

③放出された燃料が、隣の本体にくっつくと発電します。

④電気は電線に流れ、燃料タンクに向かって進みます。そして燃料タンクに電気が届くと燃料を放出します。

①から④を繰り返します。

この電気の流れが、リレーのバトンパスのように調子よくポンポンと繰り返されると、脳内で言葉を選んだり、組み合わせることができるのです。その結果、考えることや睡眠・食欲・情緒のコントロールが上手くいきます。

つまり、普通の生活ができます。

脳細胞は大脳に140億個もあるので、合計すれば膨大な数の発電や燃料放出になります。

燃料がくっつくと、本体は発電します。