うつについて。(3)「脳細胞はエネルギーをたくさん使う」
(1)脳細胞のかたち
脳は脳細胞という小さい物が集まってできています。
小さい物を「細胞」と言います。
顕微鏡で見ると、脳細胞は次のような形をしていると思ってください。
本体、電線、燃料タンクの部品の組み合わせで細胞ができています。
(2)脳細胞の並び方
脳細胞は、脳の「考える」を担当する部分に約140億個あるといわれます。実際は複雑な並び方をしていますが、簡単にするために下図のように縦に並んでいることにしてください。
本体と燃料タンクは接して並んでいます。
(3)脳細胞の動き方
脳細胞はじっとしていると思われがちですが、実はものすごく動いています。
燃料タンクは、中にセロトニンという燃料が入っています。電気が来ると燃料を放出します。
燃料が本体にくっつくと発電します。
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電線は、本体で発電された電気を燃料タンクへ届けます。
再び燃料タンクから燃料の放出がおこり、発電が始まります。 |
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我々の脳細胞がこのような発電と放出を繰り返すことにより、我々は脳内作文したり、食欲・睡眠・情緒をコントロールできるのです。
電気を起こしたり、燃料をつくったり放出したりするのには、大量の化学的エネルギーが必要です。 つまり、我々が普通の生活を送ると、脳でたくさんのエネルギーを使うのです。 ※(これをおしゃべりでなく、ブログで説明するのは大変むずかしい。わからなかったら「脳細胞が活動するとたくさんのエネルギーを使う」という事だけ覚えてください) |